皆さんこんにちは、トンプソンです!
陸上短距離界には、絶対王者のノアライルズ選手、新星のガウトガウト選手やジョーダン・アンソニー選手など様々な顔ぶれがいますが、今回は次世代スター候補であるナイジェリアの
ケインソラ・アジャイ選手
をご紹介します。
故郷を離れ、アメリカの大学生活を送り奮闘する彼に迫ります。
プロフィール
●本名:ケインソラ・アジャイ(Kanyinsola Ajayi)
●国籍:ナイジェリア(ラゴス出身)
●生年月日:2004年9月14日
●身長:177cm(非公式)
●自己ベスト:60m=6秒45、100m=9秒84
●主な実績:2025年世界陸上男子100m6位、2026年全米学生選手権男子100m1位🥇
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アジャイ選手のキャリア
アジャイ選手は西アフリカのナイジェリアの大都市ラゴスで生まれ育ちます。
彼は2021年にナイジェリアの学生大会(Maltina School Games)で男子100mに出場し10秒26のタイムで優勝を果たします。
2022年にはU20世界陸上のナイジェリア代表に選出され、男子4x100mリレーに3走として出場し、決勝で5位(39秒78)という成績を収めています。
2023年
2023年にはU20アフリカ選手権の男子100mで金メダル🥇(10秒51)、男子4x100mリレーでも金メダル🥇(39秒73)で二冠を達成しました。
また、これまでの実績が評価され同年にはアメリカ陸上界の名門校であるオーバーン大学(Auburn University)に留学生として進学します。同校では、かつて男子100mの世界記録を2度更新したリロイ・バレル氏がコーチを務めている事から指導力の高さも兼ね備えています。
2024年
2024年はシニアの選手も含めたナイジェリア選手権で優勝を果たし、同年のアフリカ選手権にも出場。アフリカ選手権では10秒20のタイムで4位となりましたが、男子4x100mリレーでは38秒84のタイムで銀メダル🥈を獲得しています。

同年6月、全米学生選手権に出場したアジャイ選手は男子100mで決勝へ進出し大学1年生ながら3位につける活躍を見せます🥉。
同大会で男子4x100mリレーにも出場した彼は2走を務め38秒03の好タイムで優勝を果たします🥇
同年8月、パリオリンピックの男子100mに出場したアジャイ選手は10秒02のタイムを予選でマークして組1着で準決勝へ進出します。
迎えた準決勝では10秒13とタイムを落として組6着となり準決勝敗退となりました。
アジャイ選手は、南アフリカのアカニ・シンビネ選手、アメリカのケニー・ベドナレク選手という強豪選手に挟まれたので、緊張からか動きが硬くなってしまいアジャイ選手本来の走りができませんでした。
同大会、男子4x100mリレーにも出場しましたが、38秒20のタイムで組7着となりこちらも決勝進出を逃しています。
2025年
大学2年生の年、アジャイ選手は3月に開催された全米学生室内選手権で男子60mに出場しました。結果は6秒52で2着🥈。この時の1位はアメリカの新星ジョーダン・アンソニー選手でした。
4月、アジャイ選手にとってうれしいニュースが流れます。
アディダスとNIL契約を交わすことが発表されました。NIL契約とは「Name, Image, Likeness(名前・肖像・イメージ)」の頭文字をとった言葉です。以前まで、アメリカの大学生はスポーツメーカーなどとスポンサー契約を結んで報酬を得ることができませんでしたが、近年その決まりが改定され学生もプロアスリート同様にスポンサー契約を結べるようになりました。アジャイ選手は、オーバーン大学に在籍しながらアディダスによって報酬とスポーツウェアの提供を受けることができるようになりました。
Proud to announce that I am Officially Team Adidas ///
— Ajayi kayinsola, OLY (@Ajayi100m) April 26, 2025
Thanks to everyone that supported me throughout this journey and guided me for making this great decision. Grateful for the opportunity and ready to take this journey to the next level. Stay tuned for what’s coming! #NIL pic.twitter.com/1re7tpVHAB
6月に行われた全米学生選手権の男子100mに出場したアジャイ選手は決勝まで駒を進めました。しかし結果は10秒13の4位。昨年より順位もタイムも落とす結果となりました。
※この時優勝を果たしたのはまたしてもジョーダン・アンソニー選手。彼は後にアディダスと契約してプロ選手となりました。
同大会の男子4x100mリレーでは昨年に引き続き2走を務め38秒33のタイムで見事優勝を果たします。
9月に行われた世界陸上東京大会。
男子100mに出場した彼は、予選を9秒88の好タイムで突破して準決勝進出を果たします。
準決勝では9秒93のタイムをマークして組2着となり決勝進出。シニアの世界大会で初のファイナルとなりました。
決勝では、本来の実力を発揮できず10秒00のタイムで6位となりました。
2026年
2026年はアジャイ選手にとって飛躍の年となります。
3月に行われた全米学生室内選手権の男子60mに出場したアジャイ選手は、6秒45のタイムでついに念願のタイトルを獲得します🥇
このタイムは、2017年にアメリカのクリスチャン・コールマン選手がテネシー大学時代に出した全米学生室内記録のタイ記録になります。また、アジャイ選手はこのタイムによってアフリカ記録も塗り替えることになりました。
5月、全米学生選手権の前哨戦となる東地区選手権に出場した彼は、9秒84のタイムをマークしてナイジェリア新記録を樹立します!
その勢いはとどまる事を知らず、アジャイ選手は6月に開催された全米学生選手権の男子100mでついに優勝を果たします。この時の記録は追い風2.2mで非公認ながら9秒72という驚異的なタイムでした。
大学のトップを勝ち取ったアジャイ選手は、シニアの世界にも戦いを挑んでいきます。
7月に行われたダイヤモンドリーグユージーン大会の男子100mに出場したアジャイ選手は、自己ベストタイの9秒84をマークして1着となります🥇。
さらに、ダイヤモンドリーグロンドン大会の男子100mでも自己ベストタイ記録である9秒84をマークして、世界チャンピオンのオブリーク・セビル選手(ジャマイカ)を下して1着となりました。
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まとめ
Embed from Getty Images単身アメリカへと渡り実力をつけてきたアジャイ選手が次に狙うのは世界のタイトル。ここまでは苦い思いを経験しながらも順調に世界のトップへ近づきつつあります。
今後のアジャイ選手の活躍に期待しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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