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【衝撃!】ジャマイカの五輪メダリストなど複数選手がトルコへ国籍変更!

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皆さんこんにちは、トンプソンです!

陸上競技ファンにとって衝撃的なニュースが届きましたのでご紹介いたします。
なんと、ジャマイカの複数名の陸上選手が、2028年に開催予定のロサンゼルスオリンピックを目標に、トルコへ国籍変更をするとのことです!

詳しく解説していきます。


ジャマイカの五輪メダリストなど複数選手がトルコへ国籍変更!

トルコへの国籍変更がアナウンスされた選手は以下の選手。

●ロジェ・ストナ(Rojé Stona)2024年パリオリンピック男子円盤投げ金メダル🥇
●ラジンドラ・キャンベル(Rajindra Campbell)
2024年パリオリンピック男子砲丸投げ銅メダル🥉
●ウェイン・ピノック(Wayne Pinnock)
2023年ブダペスト世界陸上男子走り幅跳び銀メダル🥈
●ジェイドン・ヒバート(Jaydon Hibbert)
2024年パリオリンピック男子三段跳び4位

こちらの4名。
殆どの選手が国際大会でメダルを獲得しているという、ジャマイカ陸上競技界にとって主力ともいえる選手たち。

ここで1つ気になるのが、今回発表された全員が「フィールド競技」の選手であるという事です。
2024年パリオリンピック女子砲丸投げ代表のダニエルトーマスドッド選手は、パリオリンピック後のインタビューでジャマイカ陸上連盟に対する不満を語っていました。

動画の1:00ごろから語っています。

彼女によると、ジャマイカ陸上競技連盟はフィールド種目の選手には資金面や練習環境の十分なサポートが無いとの事で、彼女自身も不満をあらわにしていました。

今回のジャマイカ4選手のトルコの国籍変更についても、ジャマイカ陸連への不満とよりよい練習環境を求めて移籍するという理由が濃厚と言えます。

今回の4選手の移籍に際して、各選手には契約金を前払いで50万ドル(約7,200万円)と国際大会における成果次第で追加のボーナスが支払われるとのこと。

しかし、今回の4選手は既にジャマイカ代表としての経験があるため、ワールドアスレチックスの規定に乗っ取り、3年間はトルコ代表としては出場できないとのこと。
2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて、2025年6月末までにトルコ国籍やトルコの住処が必要になるため、急ぎで手続きを進めているとのことです。

今回の衝撃的なニュースですが、実はジャマイカからトルコに国籍変更した選手は過去にもいました。


これまでにトルコへ国籍変更した選手

ジャマイカからトルコへ国籍変更した選手

●エムレ・ザファー・バーンズ(Emre Zafer Barnes)

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バーンズ選手は100mを専門にしている選手で、自己ベストは2018年に出した10秒08。さらに男子4x100mリレーで37秒98のトルコ記録も保持しています。
彼は2015年7月よりトルコ代表として競技をしており、2015年北京世界陸上や2016年リオデジャネイロオリンピックにも出場しています。
元々彼は、ウィンストン・バーンズという名前でしたが、トルコ国籍変更に際してエムレ・ザファーという名前に変更しました。
自己ベストから考えると、ジャマイカ代表で競技をするよりも活躍できる機会があったと言えるでしょう。

●ジャック・アリ・ハーベイ(Jak Ali Harvey)

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ハーベイ選手も100mを専門にしている選手で、自己ベストは9秒92でこれはトルコ記録です。また、バーンズ選手同様に4x100mリレーのトルコ記録も保持しています。
バーンズ選手と同様に、2015年7月よりトルコ代表として競技をしています。
元々は、ジャック・モンゴメリー・ハーベイという名前でしたが、トルコ国籍になってから現在の名前に変更しています。
ジャマイカ時代には、2011年のユニバーシアードの男子100mで優勝する実力者でしたが、戦う拠点をヨーロッパへと変更しました。

※他にもキューバからトルコに国籍変更した400mハードルのヤスマニ・コペロ選手など、トルコに国籍変更した選手は複数人いますが、いずれの選手もトルコ移籍後に自己ベストを出したり、コペロ選手に至っては2016年リオデジャネイロオリンピックの400mハードルで銅メダル🥉を獲得しているので、トルコの練習環境は十分整っていると言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?
陸上界に走った衝撃のニュースです。
いくら強豪国ジャマイカと言えども、選手たちへの支援は十分とは程遠く、やはり100mなどの短距離ばかり注目されており、フィールド選手にはスポットライトが当たりずらい傾向にあるようです。

各選手も1人の人間なので、よりよい環境を求めて国籍変更することはたまにあります。
2028年のロサンゼルスオリンピックはどうなっているでしょうか。

今後の彼らの活躍に期待しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

※国籍変更に関する個人的な体験記事はこちら!👇

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